リハビリ科先輩メッセージ

理学療法士1年目(森ノ宮医療大学卒)

Q.入職した理由は?実際に働いてみて感じたことは? 
A.自分の進みたい分野と合っていたのと、実際に病院でリハビリ中の様子を見学した際、スタッフ間の距離感・あたたかい雰囲気に惹かれたのが一番です。先輩方はわからないことを相談すると必ず優しく教えてくれます。勉強会は多く、様々なことを勉強する機会は多いです。カルテ記入や書類などの業務は最初は時間がかかってしまいますが、少しずつ慣れてきています。 

Q.新人教育(バイザー制度や担当制など)や学習会・研修について
A.自分のバイザーには何かあれば気軽に相談ができます。また、担当制で1人の患者さんを何人かで受け持つので、PT間やOT、STとも相談がしやすく、多くの意見を参考にできます。週に1回程度勉強会があり、先輩方から教えて頂いたり、外部の先生から教えていただけたりと、学習会や研修の機会は多いです。

Q.先輩セラピストとの関わり方は?
A.最初は担当バイザーや2年目の先輩にいろいろと教えて頂くことが多いです。徐々に代診に入ったりして、その他の先輩と関わることも増えてきました。疑問に思ったことなど、積極的に質問したりするとコミュニケーションもとりやすくなりました。

Q.休日はゆっくりとできますか?
A.学生時代の友人と会ったり、同期とご飯に行ったり、ゆっくりと休んだり、OFFの時間はしっかりととれています。

理学療法士8年目(畿央大学卒)

Q.今はどんなことをしているか、やりがいを感じる瞬間・印象に残っていることなど教えてください。 
A.回復期病棟でリーダーとして勤務しています。病棟カンファレンスの進行をしたり、実習生や後輩指導を任されることも多いです。日々のリハビリの中で、自分の治療が患者さんにうまく合い、患者さんが治療によって少しずつ良くなっていき、喜んでいる姿を見るとやりがいを感じます。 
痛みがとりきれずに自宅へ帰ることになってしまい、自分の力不足を感じたことも心に残っていますし、退院時にここでリハビリして良かったと話してくれた患者さんの言葉も心に残っています。これまでの様々な患者さんとの関わりから学んだことは、今後も大事にしていきたいです。 

Q.後輩への指導で心掛けていることは?
A.自分自身を振り返りながら、改善点や指導のポイントを伝えています。改善点だけでなく、ほめるべきポイントも伝えるように意識しています。また、自分の考えだけで判断せず、相手の考えもしっかりと聞いたうえで、わからないことへのアドバイスをすることも意識しています。

Q.次の新入職員へ一言
A.悩むことやしんどいこともあると思いますが、無理に1人で抱え込まずに、話し合いながら一緒に乗り越えていきましょう。なんでも相談してくださいね。

作業療法士5年目(関西学研医療福祉学院卒)

Q.現在の仕事内容について教えてください 
A.5年目となり、日々のリハビリ業務において任されることも増えました。カンファレンスでは、OTが記載した内容について補足説明をしたり、カンファレンスで出た新たな情報や意見、足りない視点についてフィードバックを行っています。実習生の担当をしたり、地域の高齢者に対して認知症に対する講義を行い、介護予防についての取組なども行っています。

Q.やりがいを感じる瞬間や印象に残っていることは? 
A.患者さんができなかったことが、リハビリを繰り返すことで、徐々にできるようになってきた時の笑顔を見ると、やりがいを感じます。食事が自分で食べられない患者様に自助具のセッティングと動作方法の練習を行い、自分で食べられるようになった時、「人に食べさせてもらうのと自分で食べるのは違う」と嬉しそうに話されたことなど、印象に残っていることはたくさんあります。 
 
Q.これからの目標を教えてください 
A.患者様の自宅訪問をすることも多く、退院後の患者様の生活について考え、自分ができる提案をしてきました。今後さらに知識を増やし、様々な場面に対処できるように、住環境福祉コーディネーターの資格などを取りたいと考えています。患者様の望む生活を一緒に考え、より良い提案ができるように今後も努力してきたいです。

言語聴覚士2年目(神戸医療福祉専門学校卒)

Q.入職した理由は?実際に働いてみてどうでしたか?(職場の雰囲気など) 
A.おかたに病院は自宅から近かったのも大きいです。また、子育て世代が多く、休む時もお互い様という雰囲気がありました。STの人数も多かったので、子どもの看病などで急な休みの時もフォローし合える環境があるなど、子育てへの理解があったことが入職した一番の理由です。休む時はもちろん気を使いますが、その分他の誰かが休む時には頑張ってフォローしようという思いで働いています。働いて2年になりますがST室の雰囲気がとても好きです。

Q.仕事と家庭の両立はどのようにしていますか?
A.子どもが幼いうちは非常勤で勤務をスタートしました。土日祝日は休むことができ、家族全員で過ごす時間を大切にできました。子ども達が自分達の身の回りのことを自分でできるようになってからは、思い切って常勤に戻りましたが、時短制度もあるので両立できています。土曜日に出勤することもありますが、その間は夫と子ども達で協力し合ってくれています。 
 
Q.やりがいを感じる瞬間について教えてください。 
A.患者様、もしくはご家族の方が「おいしい」「食べてくれた」「ありがとう」と笑顔になってくれた時です。家族との時間はもちろん楽しいですが、仕事の中でもやりがいを感じて自分なりに働けています。