メッセージ

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その人らしく最期まで生きる

尿路感染、発熱を繰り返していた患者さま。高齢であり、ご家族は自然の見取りを希望されていました。末梢の血管も入らず、皮下注射のみで経過。ご家族の方は、この決断でよかったのだろうかと悩みながら不安も感じておられました。ご家族の思いを受けとめ、今できる散歩や、入浴介助、洗髪など一緒に行い、誕生日には一緒にお祝いをして写真を撮りました。 
 ターミナルステージの患者さまのご家族は、最期の時間に何ができるか悩みながら看護されています。私達は、ご家族の希望を少しでも実現できるよう取り組んでいます。

遠方から出てきても大丈夫!

はいさぁ~い!僕は沖縄出身の看護師です。 
高校まで平凡に沖縄で育ち、今後の就職を考えてない頃、身内の紹介で看護職を奨められ、おかたに病院に来ました。親には迷惑をかけずに自分の力でやっていこうと考えて奈良に来たのですが、貯金がなかったとき奨学金制度を知りました。一度沖縄を離れるからには、中途半端では帰りたくなかったので進学コースを受験しました。学校を卒業し無事看護師の免許を取得する事ができました。     
奈良に来てもう10年が経ち、充実した仕事の中、奨学金返済の免除期間が過ぎてしまっていました。今思えば奨学金があったので、学業に専念し励んでこられたのだと思います。 
遠方出身でも大丈夫です。是非奨学金をもらって看護師を目指してほしいです。 
 (奈良県医師会看護専門学校卒/医療安全管理者)

学習や交流で自己実現

私は看護学校入学時から、おかたに病院の奨学生でした。奨学生企画の中に、近畿の看護学生が一斉に集まる合宿があります。同じ看護を目指す仲間とともに学習や交流で自分たちがやりたいことを実現できます。看護を目指す仲間との出会いはもちろん、現役看護師と交流することもできます。そしてなにより、はじめは初対面の人同士が1泊2日の2日間を通じて徐々にうち解け仲良くなることができる魅力的な企画です。 
その他にも、夏休みを利用して実際の看護業務を体験できる夏期研修や、看護学生の為の学習会など、学生生活が充実したものになります! ぜひ参加してみてください。 
(奈良県立三室病院附属看護専門学校卒/外来看護師)

働きながら看護師を目指す

私はおかたに病院で仕事をしながら、奨学金をもらいながら看護学校に通い、憧れの看護師になることができました。仕事と学校を両立する上で一番つらかったのは、実習中とテスト前の仕事でした。 
しかし、師長の取り計らいで、学校の空いた時間で働く事が出来、奨学金もあったので無事卒業できました。頑張ることができたのは、いつも誰かが支え見守ってくれていたからだと思います。 
(大阪・四条畷看護専門学校卒/3階病棟看護師)

初めての経験を通して得たもの

1年目の9月後半、準夜の一人勤務が始まりました。2回目の巡視のとき、顔面蒼白の患者さまを発見、すぐスタッフコールをして心肺蘇生を経験しました。 
もっと自分に知識があればと自分を責めましたが、先輩看護師が、私の感じていた焦りや不安を受け入れ、胸を貸して泣かせてくれました。今回のことで、周囲の先輩や同期に支えられて育てられていることを実感しました。 
(奈良県立三室病院附属看護専門学校卒/4階病棟看護師)

糖尿病の患者様への援助

糖尿病、認知症で、妻と2人暮らしの患者さま。インスリン自己注射、血糖測定ができるように援助しました。模造紙に注意すべき最低限のことを書き、何回も指導することでできるようになりました。家族さまを含めた指導ができたこと、認知症があるにもかかわらず習得できたことに感動。 
この患者さまの援助を機に糖尿病療養指導士をめざし取得できました。現在、糖尿病教育入院の教育担当や、新入職員に糖尿病看護の講師を引き受けています。 
(大阪・小阪病院看護専門学校卒/4階病棟看護師)