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岡谷会には3名の認定看護師(緩和ケア、皮膚・排泄ケア)が在籍しており、それぞれの職場で専門知識や技術を活かし、患者さんのケアや職員の育成にあたっています。
認定看護師資格を取得するために、奨学金や生活援助金の支給制度があります。(詳しくはお問合せください。)


人生最期の時間を苦痛に耐えながら過ごされた患者さまをたくさん看てきました。少しでもその苦痛が軽減できないものかと思い、緩和ケア認定看護師を目指しました。
緩和ケアとは終末期特定のものではなく、病気に伴う苦痛を身体的側面・精神的側面・社会的側面・スピリチュアルな側面という全人的なものとして捉え緩和していくものです。
学んでいくと、今まで「思い込み」や「自分の価値観」で看護してきた事に気づきました。他の職種とも協力しあい、たとえ苦痛の緩和が十分でなくとも、「寄り添う心」を大切にして、患者さま、ご家族とともに、より良い方向を考えていきます。
現在訪問看護ステーションで勤務しています。住み慣れた家は、その人らしく過ごせる療養場所です。患者さんの日常生活を整える援助を中心に、思いを受けとめ、ひとつひとつ丁寧に関わっていきたいと思います。
訪問看護ステーションぬくもりポート 山口 早苗


私が緩和ケアの認定看護師を目指したのは、それまで病棟で関わってきた終末期の患者さんのつらさを目の当たりにしながら、何もできない自分に悔しさと申し訳なさを常に感じており、患者さんの様々な苦痛やつらさをできるだけ和らげることができるように、緩和ケアの勉強をしたいと思ったことがきっかけです。
9ヶ月の研修で学んだことは、ただ症状緩和をするだけでなく、患者さんがその人らしく最期まで生きることができるように看護していくということです。そのためには、その人の希望や満足できる生き方とは何かということを常に患者さんとコミュニケーションを図ること。
そして患者さんの身体的苦痛だけでなく、精神的な苦しみ、社会的な苦しみ、スピリチュアルな苦しみといった全人的な苦痛をできるだけ緩和できるように、最大限の努力をしていくことが必要だということを学びました。
さらに、症状緩和のための知識や技術、ケアの方法、家族への看護なども多く学ぶことができました。
今後は、患者さんの最期の時間に関わらせてもらっているということを忘れず、患者さんと家族の気持ち・希望に寄り添える看護ができるように症状緩和に努め、日々精進していきたいと思います。
そして病院のスタッフと協力しあいながら、おかたに病院での緩和ケアの向上をさらに目指していきたいと思っています。
3階病棟看護師長 桒元 絵理


皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡(床ずれ)や人工肛門、失禁ケア等に携わる看護師です。複数の領域の基礎となるのがスキンケアです。健康を害した皮膚、皮膚障害のリスクの高い脆弱な皮膚に対し、健康を取り戻すために活動しています。
資格取得後は、褥瘡のケアを主な活動としています。褥瘡対策委員会の中心となり、褥瘡の予防と適切なケアを提供するため、チームで回診も行っています。褥瘡対策委員会の設立以降、おかたに病院での褥瘡発生率は急激に低下しました。また、最新機器の使用により、改善率も大幅に上がっています。また、スタッフのケアの質の向上を図ることを目的に、院内研修も開催しています。
褥瘡のケアに携わりたくて看護師になりました。そして、褥瘡の専門性を学び認定看護師になりました。好きな道を進み続ける事ができているのは、とても幸せな事だと思っています。褥瘡やスキントラブルで苦しまれる方を無くすため、今後も活動を続けていきたいと思います。
おかたに病院3階病棟主任 吉川 祐一









